「あみもの」をはじめる

HOW TO

あみものやりたいなという方への「あみもの」の始め方をご案内します

「あみもの」をはじめる前に・・・

あみもの初心者です、というセリフの罠。このセリフを聞くと学生の頃に私勉強してないんだよねーというテスト前の友達のセリフはあてにならないというのを思い出します。

 つまり「あみもの」ベテランですって言わないし、同じものをたくさん編んでいるひともいればいろんな編物をするひともいるし、たくさん編んでいるけどウエアは編んだことがない人もいるし、いろいろです。

なので、自分が何を編みたくて、まずは自分がどの程度経験があるかを知るのがいいかなと思います。

おそらく本当の初心者さん

〇編針を持っている、いない

〇編み方といわれてもわからない

〇編図が何かわからない

まぁまぁ初心者さん

〇かぎ針なら、鎖編み、細編み、長編みが編める

〇棒針編みなら作り目ができて、メリヤス編み、表・裏編みを編める

〇簡単な編み図が読めるけど完成まで至らない

※本を読んで最後まで完成できるかは独学向きか教室向きかわかれると思います

ここまでの場合は本当に初心者向けとなってる講座を探す必要があります。

編針の持ち方から教えますよという教室がいいと思います。

編物って独学でやってきたという方も多いし、海外ではやり方が違ったりというのもあるのですが、もし本当にはじめて習うのなら、日本で売っている本が読めて、つかえるやり方を教えてくれる教室がいいです。日本のやり方はこれが主流ですよというのがあるので、それを習ってしまえば自分で好きな本で好きに編めるようになります。

というのも編物って自主練習の要素が多いんです。目が揃うようになるにはある程度編まないといけないですし、その自主練のたびに教室に通っているとお金がいくらあっても足りないし、作品完成までほど遠い。なので、大事なところなので最初を教えてもらって、練習をちょっとしようという感じでまず簡単な講座をうけてみるのもひとつの方法です。

編物師範の資格をもっている方のところに習いに行けば間違いなくいろんな技術を教えてもらえると思いますが、はじめからそういった教室に通う必要はないと思います。資格がなくても作っているものが素敵な人の講座を受けて、まずはひとつ完成させてみるというほうが編物をさらに好きになると思いますよ。

編物教室に通う

編物教室に通うメリットは質問ができることです。編物は作りたいものがあれば、そのレシピを探します。レシピさえ見つかれば、編み方は本でも今はYouTubeでも調べることができるので見て編んでしまえばいいのです。でも、難しくて理解できない時に誰かに聞けるというのはメリットです。レシピ自体を丁寧に解説しているYouTubeも今はたくさんあるのでそれを見てすすめるのももちろんおススメ。

でも・・・・

〇一応編めるけど、この処理であってるかな

〇もっと綺麗に編めないかな

〇ここがどうしても編み方がわからない

〇この記号がよくわからない  などなど

などできたときに聞くことができると、たくさん編んでる先輩からコツを教えてもらえるのでそこが魅力的です。本には書いていないこともあるのでそこはみんな工夫の方法があるので、なるほどーとなります。ベテランと言わないベテランの人たちでは「編み会」が流行っていて、黙々と編んだりおしゃべりしながら編んだりといろんなスタイルで集まって編んだりしています。ウェアの完成までは長い道のりなので気分転換にもなるし、人の編んでるのも気になるしと「あみもの」の楽しみ方はいろいろです。

初心者向けとなっていても、基本的な編み方ができることなどになってる場合もあるのでよく調べて、見学できるところは見学をしてから選ぶといいと思います。

作るものを一緒に相談してくれたり、先生のレシピしか編めない教室だったり、ほかの持ち込みOKだったりと教室もいろいろです。

独学で編物をすすめる

独学でやるなら、まず一冊は本があるといいと思います。記号は全部すぐには覚えられないし、編み方もその都度ネットで調べるのは面倒なので基礎本は一冊あるといいと思います。私も普段あまり使わない編み方は確認したりしています。その作品が終わるまでは覚えてるけど忘れちゃうものあります。

かぎ針の方は本も古いまま。棒針は講師講座の時にセットだったもの。

基礎本はなんのために使うかというと、

編みたいデザインがみつかって編図を手に入れたら、編み図の記号の編み方が編めるかを確認するためです。編める人は確認せずに編んじゃうと思いますが、知らない編み方がでてきたら調べることができます。

あとは・・・・・・

困った時は  YouTubeでいいんじゃないかしら・・・

身も蓋もないですが、今はたくさん丁寧な解説がたくさん出てます。マニュアル通りの編み方じゃないとダメ!ということはないのでちょっとぐらい間違っても大丈夫なので、

ひとりですすめられるなら、

編みたいものをネットか本屋で探して、レシピを手に入れて編む!

道具も今は100均一でも売ってるので、なんなら編物の本も売ってるので毛糸も100均一で揃うのでどうしたらいいかわからないならまず本を買ってやってみましょう。道具はいいものを揃えましょうの時代は終わったというか、今は100均のも充分いいものが増えてます。たくさん編むようになると嫌でも道具が欲しくなってくるのでその時でも大丈夫です。

あと、どうせ編むなら使えるものがいいと思います。

もしくは欲しいもの、あみぐるみとかね。

かぎ針編みなら

・細編み(こまあみ)のコースター  を編んでみましょう

編図を見ながらきちんと〇に編めたら次にどんどんすすんでいくといいと思います。

わたしの「あみもの」のすすめかた

 わたしは独学でスタートだったので本を買って編みたいものを決めて編んでいくという感じでした。小物はだいたい編めるかなというとこで編物教室に少し通い、講師講座をうけました。講師講座は編みたいものを編むというよりは技術を習得するという感じなので、自分が普段編まない編み方なども勉強できるので幅が広がるところがいいなと思います。あと指定のウエアを編むので、着なさそうなウエアを編むのは根性がいる・・・けどもうそこは練習だと思ってひたすら編む。

まだまだ編めない時の、私の思い出の1冊はこちら。

いまでも、みているだけでかわいい本。

こういうテンションがあがるって大事!

ある程度編めるようになって、これを編むぞと決めて購入した本などは、編み終わったら処分してしまったり(新しく買い足すので泣く泣く循環させている)していますがこの本は思い出の一冊です。

ちなみに・・・テンションがあがる本と編める本ははじめのうちは残念ながら違うので

まずは編めそうな本と目標の本!を一冊持っておくのもいいと思いますよ。

この本は小物がたくさん載っていたので私は小物を編んでいました。

購入時は棒針で透かし編みができなかったので、表紙のショールを編あんだのは数年たってからです。

こういったデザイン本は後ろのところに編み方、記号の解説なんかも簡単に載ってますので基礎本がなくても編めるのですが、解説がないものもあります。

まずは雰囲気が好きな本を探してみてくださいね。

レベルアップの話

だんだん編んでいるとこれも編みたい、こういうのも素敵となってくるけれど、編図がむずかしかったり編めなかったりするといったことがでてくるのでそういう時には先生に習ったりしています。編み会に参加してみたりモチベーションをあげてみたりも楽しいです。

編物はたーくさんの種類があって本当にキリがないのでまだまだ私もいろいろ勉強中で、新しいものにどんどんチャレンジしていきたいなと思います。

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